1968年(昭和43年)は、北海道100年目を記念して様々なイベントが行われたようです。というのは、北海道に居なかったので分かりません。
北海道を調べるようになって、212(今は179)市町村にある公園や郷土資料館を訪ねると、昭和43年に立てられた建造物や銅像が多いのです。
それもそのはずで、この年に「北海道百年記念大博覧会」が開催されました。当時は高度経済成長の中、いろいろなことが大きく変わりつつあった時代です。逆にいうと、変革の中、未来に対する期待や希望が膨れ上がっていた時代でもあったのでしょう。
絵を再開して、最初に描いたのが百年記念塔でした。それから何枚か描きましたが、先月久しぶりに訪ねて塔を見上げましたが、どうも塔が傾いているように見えました。今年の夏までは垂直でしたが、確かに右に傾いているようです。
北海道庁と札幌市に、知らせるか、どうするか迷っているうちに塔の入口が閉鎖されました。