野生動物と遭遇

 

町名の由来はアイヌ語の「ラウシ」(獣の骨のある所の意)が転化したもの。この地一帯はアイヌの狩猟地でした

1901年(明治34年):標津外6ケ村戸長役場(現在の標津町)から分離・独立し、植別村戸長役場設置。大正12年:二級町村制施行し植別村となる。昭和5年・羅臼村と改称。

知床半島の気候は尾根を境として斜里側と羅臼側で大きく異なっています。
斜里側は夏は暑く冬は寒さが厳しいが、羅臼側は夏は涼しく冬の寒さも斜里側ほどではありません。しかし、気候が不安定で強風が吹き降水量が多いのが特徴。

羅臼の観光の魅力

観光船に乗り、夏はクジラ・シャチ・イルカウォッチング、冬は流氷と野鳥観察を楽しむことができます。これらを日本で見られる場所は少なく、特にマッコウクジラの雄は他ではなかなか見られません。羅臼の豊かな海はさまざまな野生動物たちとの出あいが期待できます。港から観察ポイントまでが近いことも、羅臼の大きな魅力のひとつです。