砂金 歴舟川(れきふねがわ)

北海道では砂金の採掘が70ヶ所近く確認されています。
まさに黄金の島だったのです。北海道を回ると町おこしの一つとして「砂金掘り体験」や「砂金ラーメン」を食べさせてくれる町もあります。また、郷土資料館を訪れると貴重な砂金の資料も保存されているのです。

蝦夷地といわれていたころ、砂金がとれる川が各地にありました。
松前藩は幕府より領内の金山も下賜されていたため、蝦夷時代のゴールドラッシュだったといいます。

砂金掘りには、ひとり一ヶ月1匁(3.75グラム)の運上が課せられました。松前藩は関所を設けて和人とアイヌ民族との住み分けをしていましたが、砂金掘りだけは別でした。
彼らが川に入るのはアイヌも住まない蝦夷地の山深い沢に限られ、し
かも確実に豊富な運上金が入ったからです。

十勝では、アイボシマ付近(現大樹町)がよく知られています。
明治30年代には、歴舟川、当縁川、紋別川、アイボシマ川などを中心に100人近くの砂金掘師たちがいたといいます。最後の砂金掘師が昭和46年に引退、大樹町の砂金採取は一部の好事家による採取となりました。