余市臨海鉄道(よいちりんかいてつどう)

余市港と函館本線余市駅を結んだ私鉄の鉄道です。

昭和4年2月に認可が下りて、昭和5年2月に資本金20万円の余市電鉄㈱を設立。
直ちに工事に着手しましたが、資金不足で進展しませんでした。
工事請負人の小島工業所が会社の譲渡を受け、昭和8年2月にあらためて余市臨海鉄道㈱を設立。

工事は昭和8年5月に完了し、余市駅ー浜余市間2.7キロの単線、内燃・蒸気の併用動力で開業しました。一日18往復で所要時間は11分でした。

短距離区間のため営業収支が上がらず、昭和15年7月に廃止しました。

写真は現在のJR余市駅です