函館本線は当初は私設鉄道として着工されました。

小樽ー函館間は官設鉄道の予定でしたが、明治29年に函樽鉄道株式会社として申請されました。

政府補助を一切受け付けずに建設するという趣旨が認められて明治30年、発起人平田文右衛門ほか200人に対して、仮免状が下されます。

明治33年社名を北海道鉄道株式会社に変更し、明治34年2月21日に会社設立登記しました。
社長北垣国道、専務坂本則美、監査役平田文右衛門。資本金1000万円。

その他、株主の主な人。
榎本武揚川田龍吉、三井高保、鴻池善右衛門など

明治35年6月1日着工。明治38年8月1日全線開通。
全長241.4km
3年2ヶ月のスピード開通でした。