旭川電気軌道

旭山動物園(旭川市)が作られた場所は、東旭川の西側にある旭山公園の一角です。かつて旭川電気軌道東旭川線が公園まで走っていました。

大正14年3月、旭川市と東川町を結んだ電気軌道を目的として出願しました。
同年11月に特許を得、翌年資本金30万円で旭川電気軌道㈱を設立。
昭和2年4月、東川線宮下~東川間14・8キロが完成。続いて昭和5年12月までには追分~旭山公園間6・7キロが開業。

昭和8年、電気軌道線と近郊を結ぶバス事業を新設し、昭和43年には旭川バス会社を吸収合併して旭川市内乗り入れを実現。
電車営業は昭和47年12月で廃止となり、それ以降はバス専業となりました。