札幌の厚別区にある「北海道博物館(旧北海道開拓記念館)」で、新選組幹部であった永倉新八に関する資料が展示されています。

永倉新八は幕末の松前藩士で脱藩して近藤勇と知り合い、京に同行し新選組幹部となります。幹部は13名でしたが、生き残ったのは二番隊組長の永倉新八だけでした。
永倉は、近藤・土方、一番隊長沖田総司と双璧の剣の使い手で四天王の一人です。池田屋事件では、近藤や沖田総司らと共に池田屋に突入した人物です。

永倉は幕末から明治維新を生きた証人でもあります。大正4年に小樽で亡くなりますが、亡くなる前に小樽新聞に新選組回想録を連載し、それまで知られていなかった新選組の新事実を発表しました。

この永倉新八に関する珍しい資料が北海道博物館に展示されています。
8月13日までの展示ですから、関心のある方は行かれることをお勧めします。

永倉新八については、北海道ゆかりの人々に書いてあります。