長磯岬(ながいそみさき)

ポンモシリ岬を過ぎると「せたな町大成区」に入ります。大成区は、平成17年9月1日に北檜山町・瀬棚町・大成町の3町が合併し、久遠郡せたな町の合併特例区の一つとなりました。
大成の名は、昭和30年に久遠村と貝取澗村が合併した際、町の発展を願って名付けられたといいます。

せたな町の中でも、大成区は山が日本海に迫り出した地区で岬は9か所あります。国道229号は沿岸を走り「道の駅てっくいランド大成」を過ぎると内陸に入りますが、沿岸は更に続いていきます。

ポンモシリ岬を過ぎると、ひやま漁業大成支所の漁港があります。この一帯は大成区の長磯で「長磯岬」は、この漁港になります。表立った岬らしきものはありません。岬だった場所を港に造ってしまったのでしょう。平地がほとんどなく国道に沿って家々が続いた集落です。

大成区のシンボルでカントリーマークに採り入れられている「親子熊岩」は、長磯の集落を過ぎたところにあります。「小熊が親熊にじゃれているように見える岩」です。