遊楽部岳(ゆうらっぷだけ)

渡島半島のほぼ中央部で、北桧山町(現 久遠郡せたな町)と熊石町(現 二海郡八雲町)の雲石峠の北西にそびえる山です。

アイヌ語でユー・ラップは「温泉が・下る」の意味に由来しており、山麓の随所に温泉が湧出しています。

日本海側からは見市川の上流にあるので、見市岳けんいちだけと呼ばれ、こちらはアイヌ語のケネ・ウシ「ハンノキ・群生するところから」にちなんでいます。
太平洋側からは遊楽部川上流にそびえる山なので、遊楽部岳と呼ばれ狩場山に次ぐ道南第二の標高1275.5mの山です。