アポイ岳
日高山脈最南部の日高側の海岸沿いに標高810.2mのアポイ岳があります。アポイ岳は稜線の高山植物と「幌満橄欖岩」と呼ばれているかんらん岩でできており、1952年に「アポイ岳高山植物群落」として国の天然記念物に指定されています。
標高が低いわりに、特殊な岩体のため森林が発達せず高山植物の宝庫として知られ「花の百名山」となっています。
山の名は、アイヌ語のアペオイ(火のあるところ)によるところから。
花の百名山があだとなり、1990年代に大規模な盗掘が起きています。
アポイ岳を含む様似町域は、アポイ岳ジオパークに含まれ2013年4月にアポイ岳ジオパークビジターセンターが開館しました。
このセンターを訪れたことがあります。
日高山脈の全体像(十勝と日高を含めた)が良く分かりました。