藻岩山(もいわやま)

札幌市街中から大きく見えるのが藻岩山と手稲山です。手稲山は西区と手稲区に跨る標高1023.1mの山ですが、藻岩山は南区にあり標高531mと手稲山の約半分の高さです。どちらの山頂にもテレビ局のアンテナが建っていますが、手稲山のほうが多くあります。

藻岩山の方が市街地から近く、低いこともあり山頂への登山コースで親しみがあります。また、ロープウェイや専用の自動車道が通っており、展望台は札幌観光地の一つとして人気があります。
更に、冬にはスキー場となるため市民の行楽地となっています。このスキー場は、昭和21年に戦後占領軍により山腹を切り開いて進駐軍専用として建設されたもので、翌年に長野の志賀高原と並んで日本初の本格的なリフトが導入されました。

山頂に上ると眼下に札幌の街並みが広がり、遠くには石狩湾や石狩平野も一望できます。夜になると日本新三大夜景にも認定された夜景も拝めます。

八紘学園からの藻岩山