道立北海道文書館(もんじょかん)が、1960年代の半ばに民放テレビ局が制作した「新たに視聴区域となった市町村の紹介番組」のフィルムを保管していました。半世紀も前の65市町村の映像ですから、今は失われてしまった町や村の風景です。ネットに載せることはできませんので感想を含めて紹介します。

中川町 1965年(昭和40年) 13分 白黒 音声あり  

映像では開基から60年とありました。60年前とは1960年(明治38年)になります。
中川町の歴史は、明治36年に御料地の貸付開始が町の始まりとされ、29人が借受けているのですが実際入植した年がその二年後を開基にしているのではないかと思います。
中川村が置村され富山・岐阜県人などの移住により村としての歴史が始まります。

昭和40年の産業
寒さに強い馬鈴薯の品種改良をして栽培しています。更に、安さを追求しています。
これは澱粉工場の完成にありました。1日に720トンを工場は受け入れて、4トンの澱粉生産を行います。
町は霜の被害が少ない馬鈴薯栽培に力を入れているのです。
農業経営に酪農(乳牛)を促進しています。

中川町は「山」と「川」の贈り物がある町
天塩川には鮭が遡上します。
山にはアンモナイトなどが砕石され、石ブームで特徴ある岩石が取れる中川の山は宝物なのです。

土木工事の風景
国道40号線の開削工事。
並行して天塩川を1300mにわたり流れを変えるための土木作業を行っています。昭和44年の完成を目指していました。

以上